【FP資格講座】ライフプランニングと資金計画
FPの定義
あまりFPの試験で問わることは少ないですが、FP全般を通して学習する根幹になることなので、しっかりと意味、定義を理解しておきましょう。
FPという言葉は二つの意味で使われることがあります。
FP(ファイナンシャルプランナー)
ファイナンシャルプランナーとは、ファイナンシャル・プランニングをする人のことです。
基本的には有資格者になりますが、資格を持っていな者がファイナンシャルプランナーを名乗っても罰則等はありません。
FP(ファイナンシャル・プランニング)
顧客の資産、収入、支出、家族構成などなどあらゆる情報を総合的に分析して、プランを作成し、実行支援を行うことです。
FPの職業倫理
FP(ファイナンシャルプランナー)は基本的に守るべき以下の2つのルールがあります。
- 顧客利益の優先
- 顧客情報に関する守秘義務の厳守
この二つは試験に出題されることもあるのでしっかり覚えておきましょう。
顧客利益の優先
保険販売などではAという保険商品を売った方が手数料が高かったとしても、顧客にとってはBという保険の方が相応しいときは、決してFP自身の利益を優先するのではなく、顧客に立場で考えてBを勧めましょうということです。
顧客情報に関する守秘義務の厳守
FPは顧客のお金に関する情報や家族構成など多くの個人情報を扱います。FPが個人情報取扱事業者に該当しない場合であっても、職業倫理として、顧客から得た情報は外部に漏らしてはならないということになります。
今回の内容が終わったら:他の専門家(士業)との関係と関連法規【重要度A】